神奈川の老人ホームを取り巻く現状 認知症の方受け入れ可・年金収入を考慮した予算で

首都圏にありながら豊かな自然に恵まれている神奈川県は、高齢者の人口も多くなっています。それに比例するように、様々な老人ホームも増えてきています。選択肢の多い神奈川県の老人ホームですが、その現状はどのようになっているでしょうか。

今回は、老人ホームの入居を考えるときに知っておきたい、神奈川県の老人ホームを取り巻く現状について解説します。認知症の方の受け入れが可能な老人ホームを探している、年金収入を考慮した予算で入居できる老人ホームを探しているという方は、ぜひ参考にしてください。

神奈川県が発表している年齢別人口統計調査結果（平成31年1月1日現在）によると、総人口は918万人、65歳以上の高齢者人口は229万人です。総人口に占める65歳以上の高齢者割合は25.1％でした。これは、全国平均の28.2％に比べて少ない割合となっています。

神奈川県年齢別人口統計調査結果

横浜市が発表している事業者・施設の状況については下記をご覧ください。

・区別サービス別事業者数（平成30年4月1日現在）

・介護保険事業者・施設の状況（平成30年4月1日現在）

神奈川県にある老人ホームの数は、東京都にある老人ホームの数とほぼ変わらないといわれています。神奈川県の人口は、東京都と比べるとおおよそ3分の2ほどとなるので、数字上では神奈川県の方が東京都に比べると人口に対しての施設数に余裕があるということがわかります。

老人ホームの多くが横浜市と川崎市に集中していますが、この2市については、さほど余裕がないのが現状です。公共交通が発達している東京近郊は、アクセスが良い施設が多い一方、入居を希望する方の割合も多くなっているといわれています。

神奈川県にある老人ホームは、会社の寮だった建物を改装してつくられた施設が多いのが特徴です。これらの施設では、アットホームでつながりを意識した設計になっています。一方、近年登場しているのがユニット型と呼ばれる施設です。これらは、新築の老人ホームに多く、個人に寄り添ったプライバシーを重視した設計となっています。

有料老人ホームと併せて見ておきたいのが、特別養護老人ホームです。神奈川県内の特別養護老人ホームの合計は、有料老人ホームの半数程度の件数となっています。市町村ごとに見ると、横浜市に148施設、川崎市には54施設、相模原市には38施設となっています。

このうちユニット型施設の定員は横浜市が8,027人分で、県内最多となっています。一方、川崎市は564人分にすぎず、神奈川県下では一番少ないです。また、相模原市では全体の定員3,156人のうち、ユニット型の定員が1,966人で62％となっており、近年新設された施設が多いということがわかります。横浜市、県央地域、湘南西地域でも、半数以上がユニット型施設になっています。

神奈川県横浜市内にある老人ホーム・介護施設をいくつかご紹介いたします。今すぐ入居できるか、施設内でリハビリを受けられるか等、ご希望条件に合う施設を選ぶようにしましょう。

神奈川県にある老人ホームをめぐる現状についてご紹介しました。親御さんが認知症の場合、受け入れが可能な施設が限られてしまうため、施設選びに苦労される方も多いです。

また、年金収入を考慮して施設を探している方もいらっしゃると思います。老人ホームの選択肢は多く、様々なサービスを提供している老人ホームは数多くあります。

こうした状況の中で、お客様にぴったりの施設をご紹介できるのが、老人ホームアドバイザーです。認知症の方の受け入れが可能な老人ホームを探している、年金収入を考慮した予算で入居できる老人ホームを探しているなどのご相談も、無料で受け付けています。神奈川県で老人ホームをお探しの方は、ぜひ老人ホームアドバイザーまでお問い合わせください。

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