有料老人ホーム検討の流れ

【1】これからどんな暮らしをしたいのか考える

自分のやりたいことを
ノートに書きだしてみましょう

まず最初にやらなければいけないのは、これからの人生をどんな風に暮らしていきたいのかを考えることです。

自分の趣味にじっくり打ち込みたい、子供や孫の成長を楽しみに暮らしていきたい、伴侶と二人ゆったりと落ち着いた人生を歩んでいきたい、知人や友人と楽しく過ごしていきたい、新しいことを色々と始めてみたい、なるべく外出して外の刺激に触れていたい、等々、これからどんな人生を過ごしていきたいか、一度ゆっくりと考えてみましょう。

ノートを広げて、自由に自分のライフプランを書き出してみましょう。自分のやりたいことを自由に書き出して、これからの自分の人生に思いをはせてみるのです。

【2】自分が大切にしていることに順番をつける

自分が大切にしていることを書きだして、優先順位をつけましょう

続いては、施設を選ぶ基準となる「自分が大切にしていること」を明確にしましょう。「有料老人ホームの選び方」でもお話ししたように、ノートに自分が大切にしていることを書き出してみるのです。

たとえば、料理を作ること、好きな映画を見ること、親しい友達と過ごすこと、趣味の盆栽をすること、体を動かすこと、読書すること、部屋でゆったりと過ごすこと、ショッピングすること、孫と遊ぶこと、囲碁や将棋をすること、等々、自分がこれからも続けていきたいこと、大切にしたいことを、自由に紙に書き出してみましょう。

優先順位をつける

そして書き出したものに、以下の記号をつけてみましょう。

◎ これからも必ず続けていきたい

〇 できれば続けていきたい

△ 続けていきたいけど、できなくても我慢できる

この基準に基づいて、有料老人ホームを選んでいくことになります。

【3】有料老人ホームの選択基準を決める

一人で決めずに知人にも相談しましょう

自分が大切にしていることがある程度明確になったら、それに基づいて有料老人ホームの選択基準を考えましょう。

通常の賃貸マンションを探すときと同じで、すべての希望を叶える物件を探すのは至難の業。「駅に近くて」「広くて」「新しくて」「日当たりがよくて」「静かで」しかも「安い」物件などなかなかありません。

自分の大切にしているところは外さないで、でも残りの部分には目をつむって、予算の中で一番自分が気に入った物件を探すのが賃貸マンションを探すときのポイント。

有料老人ホームも同じで、自分が大切にしていることを念頭において、有料老人ホームの選択基準を決めましょう。

知人に必ず相談しましょう

ただ、ここが施設選びで一番難しい部分であることも確かです。

すでに有料老人ホームを利用している友人や知人がいるのなら、ぜひ相談にのってもらいましょう。ご自身の経験にもとづいて、有料老人ホームを選ぶ時の基準を教えてくれると思います。

もしそうした知人がいないのなら、住まい選びのプロに相談してみるのも良いと思います。

【4】予算を決める

予算の検討は詳しい人に相談しましょう

ホームの選択基準の検討と並行して、予算についても考えましょう。これからの自分の年金や収入、そして現在の貯蓄を元に、どれくらいの予算の範囲で有料老人ホームを探すのか、一応の目安を決めておきましょう。

それ以外にも、生命保険の満期保険金や個人年金保険といった収入も忘れずに考慮しましょう。

自宅を使った資金調達方法

また、ご自宅等の不動産をお持ちの場合は、それを売却したり賃貸に出すことで、有料老人ホームに使える予算が変わってきます。お持ちの不動産によっていくつかの資金調達パターンがありますので、あらかじめ専門家に相談しておくことをお勧めします。

詳しい人に相談にのってもらいましょう

ただし、ここの予算を考えるところは、自分一人でやるのではなく、詳しい人に一緒に考えてもらった方が良いと思います。

老人ホームに入居した後に想定していなかった費用がかかることもありますし、初期費用と月額費用の配分についても選択を間違えると後で大変な目にあってしまいます。

逆に資金のプロに相談すれば、自分が考えていたよりも楽に有料老人ホームの費用を捻出することができるかもしれません。

一生を左右する大きな支出になるかもしれませんので、ぜひ詳しい人に相談にのってもらうようにしましょう。

【5】有料老人ホームの候補を絞る

ネットで検索すると物件を探せます

予算が決まったら、先ほどの「有料老人ホームの選択基準」に基づいて、ホームの候補を選んでいきます。

ネットで検索する

有料老人ホームの候補選びで一番簡単なのは、ネットの有料老人ホーム紹介サイトを利用すること。さまざまな検索条件で、希望の物件を探すことができます。

ただし、ネットにすべての施設が登録されている訳ではありません。

またネットに公開されているのは、施設側が登録した公式な情報だけ。有料老人ホーム選びに本当に必要な情報は、カタログ的な公式情報ではなく、実際にそこで暮らす人や働いている人からの情報。

ですから、ネットのカタログ的な情報だけで判断せず、もっとリアルな本当の情報を必ず集めるようにしましょう。

紹介会社に頼む

老人ホームを紹介してくれる
会社があります

賃貸マンションを探すときには不動産会社にお願いすると思いますが、有料老人ホームでも物件を紹介してくれる紹介会社があります。

こうした有料老人ホームの紹介会社にお願いすると、ネットに出ない施設の情報を知っていたりしますので、おすすめ。

また単に施設を紹介してくれるだけでなく、あなたのライフスタイルに合わせて、どんな有料老人ホームがあなたに向いているのか一緒に考えてくれますし、有料老人ホームを選ぶ際の注意点も色々と教えてくれますので、自分一人で物件を探すより、ずいぶん心強いと思います。

ただし、紹介会社にも色々な会社がありますから、自分に合った紹介会社を選ぶのが大切。賃貸マンションを探す時に、優秀な不動産会社に出会えれば自分にぴったりの物件を紹介してくれますが、いい加減な不動産会社に頼んでしまうと後で大変な目にあうことも・・。

有料老人ホームの紹介会社も同じですので、ぜひ良心的な紹介会社を選ぶようにしてください。

【6】施設を見学する

老人ホームを決める前に、
必ず見学に行きましょう

物件の候補を絞り込んだら、実際に足を現地に運んで施設を見てみましょう。施設内の設備を紹介してもらい、入居者の暮らしぶりを見ることで、自分が生活するときの具体的なイメージが湧いてきますし、事前情報だけでは分からない、本当の施設の良いところと悪いところが見えてくると思います。

誰かに同伴してもらった方が良い

ネットで物件を検索した場合は、自分で施設と連絡をとって、自分一人で現地を訪問することになります。

でも一人だととても心細いですし、場合よっては施設の担当者のペースにはまって、聞きたいことも聞けないかもしれません。

ですから必ず有料老人ホームに詳しい人に同伴してもらいましょう。知人で老人ホームに入居済みの人でもいいですし、紹介会社の人でも構いません。

自分一人で訪問して自分一人で考えるのではなく、詳しい人と訪問して、その人と相談しながら自分にふさわしい施設を探していくようにした方が、後悔する可能性がずいぶんと低くなります。

【7】お気に入りの有料老人ホームが決定

実際に施設を訪問して、自分の基準を満たしていると納得でるかどうか、あらためて考えてみましょう。

すべての条件で100点満点を取るのは難しいですから、どこかで折り合いをつけなければいけません。でも、「これだけは譲れない」という自分の求める大切な条件だけは外さないようにして、それ以外の条件で自分自身納得できるかどうか、最後に自問自答してみましょう。

介護と不動産の経験をもとに、
老人ホーム選びをお手伝い致します

なお当社では、有料老人ホーム選びアドバイスサービスを提供しております。もしご興味ありましたら以下のページをごらんください。

有料老人ホームでお困りの方へ

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